続・発情期 R18 同人誌「発情期」のその後ネタ。
「やぁっ……」
揺さぶられながら泣きじゃくる三日月の泣き顔に劣情を誘われた小狐丸の雄が、びくっと大きく脈打つ。そのまま奥深くを抉るように力任せに押しつければ、ひときわ甲高い嬌声をあげた。
「ひ……っ!」
体を大きく仰け反らせながらも喘ぐ三日月に、体を伸ばした小狐丸はその体に覆い被さると、呼吸すら奪うかのように深く口づけた。
「……ぁ……んっ……」
くちゃくちゃと唾液を絡めながら肉厚の舌で翻弄する小狐丸に、三日月はただされるがままになるしかなかった。呼吸すらままならず、苦しさに思わず逃げだそうとすれば、片手で顔を固定され、さらに深く口づけられた。
「はっ………あ…こぎ、つねっ」
何度目か分からない口づけを交わし、ぐったりと横たわったまま反応が薄くなってしまった三日月に、小狐丸はその体を半ば無理矢理引き起こすと、自分の胸にもたれ掛からせた。
「……あっ」
引き起こされたことで、繋がったままの後孔が体重でさらに奥深くへと呑み込むことになった三日月は、逃げだそうと身動ぐが、がっちりと腰をつかんだ小狐丸に阻まれ、それは叶わなかった。
「三日月、口ではなく、鼻で息をするのですよ」
ほら、もう一度と片手でがっちりと腰をつかんだまま、もう片手で三日月の顔を上向かせた小狐丸は深く口づける。言われるがまま、懸命に鼻で呼吸しようとする三日月に、良い子だと言わんばかりに小狐丸は軽く腰を揺すった。
どちらとも分からない呑み込めなかった大量の唾液が、散々座れたせいで赤くなった唇から顎へとつたい、胸へと垂れ落ちる。敏感になった肌はそれだけの刺激で、ぴくりと震えた。
「どこもかしこも敏感になってっ」
楽しげに、どれと小狐丸が脇腹を撫でれば、ぎゅっと目を閉じた三日月が堪えきれないというように身をよじる。
「…小狐丸っ。もう……っ」
庭先から小狐丸の自室へと移動してからすでに一刻半。何度となく中を穿たれ、射精させられた三日月はとうの昔に限界を迎えてきた。これ以上はもう無理だと、三日月は首を左右に振る。
「なら、ここをきつく締めて、逝けないようにしましょうか」
「ひ……っ」
すでに先走りすらこぼさなくなった欲望を指の腹で撫でながら軽やかに告げる小狐丸に、三日月は青ざめる。
「近寄るなと言ったのに、ほいほい近寄ってきた三日月が悪いのですよ。今後のためにも、身を持って体で覚え込まなければね」
三日月の腰を抱え直した小狐丸は、ギリギリまで雄を引き抜くと、思いっきり奥へと叩き付けた。
「ひゃっあああああっ。こぎ、つね……っ。わかった、わかったからああっ」
甲高い悲鳴を上げながら懇願する三日月を、小狐丸は明け方まで許すことなく揺さぶり続けた。